| 今回はお隣青森県まで足を延ばしてみました。場所は青森県北津軽郡板柳町。この一帯は日本一の林檎の生産地で、収穫も終盤だというのに撓わに実った林檎が至る所に見られ、甘い香りが漂っていました。
津軽富士岩木山(標高1,625m)を背中に林檎畑の中を進むと、高増(たかます)温泉はあります。これまでご紹介した深山の温泉場とは違って平野の中の温泉です。地元の人達が利用する温泉の隣に今回お邪魔した「ホテル檎山(きんざん)亭」がありました。ホテルといっても日本旅館に近い、飾らない宿です。
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温泉の多くは火山地帯の山の中で発見されたか、平野部では何かの工事の際に見つかることなどが多いと思いますが、ここは何と神様のご神託によって掘られたという温泉だそうです。それも昭和に入ってからと言いますから驚きです。その神様は温泉に隣接している高増神社に祭られています。ご利益のある神様として広く信仰を集めているらしく、平日の昼でも参拝する人が絶えないようでした。 |
そのお湯はナトリウム-塩化物泉で43.1℃。24時間365日止まることがないとのこと、大浴場の湯舟からもなみなみと溢れているのが湯量の豊富さを感じさせます。入ってみると少しヌルヌルした所謂「うなぎの湯」のような感じで、上がった後もぽかぽかした感じが持続します。硫黄泉でないため、強烈な臭いはありません。
ホテル檎山亭に宿泊すると24時間お風呂に入れるとのこと。安田社長さんによると、「沸かし、循環浄化一切なしの天然温泉」が一番の売りだそうです。また家族で入れる家族風呂が6つあり、小さいお子さんのいるご家族や、夫婦で温泉をゆっくり楽しまれる方にご利用されているとのことでした。撮影させた時にはお客さんがいませんでしたが、全部お湯を出しっ放しの状態で(もちろん撮影用ではなく)、改めてお湯の豊富さに感心しました。なお高増温泉のお湯は400L/分だそうです。ちなみに家族風呂は1,000円。
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