ホーム > 旅のはじまり・旅情編【大館アメッコ市】
大館市のメインストリート・大町大通りに150以上の飴や漬け物を売る露天が並び、毎年15,000人以上の人で賑わう、410年以上続く市です。
世界自然遺産・白神山地の東端にある田代岳から神様が飴を買いにくるため、足跡を隠すために吹雪になると言われていますが、今年も初日の夜から2日に掛けて吹雪となり人出も若干減ったようにも見えましたが、飴を買い求める多くの人で賑わっていました。
会場や市内のあちこちでは、ミズキの枝にピンク色の飴を付けた「枝飴」が華やかに歓迎してくれます。雪の白とのコントラストが、遅い春を待つ雪国の人達の気持ちを表しているかのようです。
また会場ではゲリラ的にもっとレトロな「からみ飴」のサービスも行われます。これはかつての行商人が行っていたものらしく、水飴(麦飴)を割り箸にからめ、寄ってきた人の口に有無を言わさず差し込むといったもので、「頂戴!」と手を出してはいけません。行商人との会話は一切なく、とても怪しい感じが人気なのか「登場」するたびに人だかりができます。
この飴を食べると一年間風邪をひかないと言われます。是非来年はお出かけになってはいかがでしょうか。(実際はこれで風邪をひく方もありますから、防寒対策だけはお忘れなきよう。。)
【桧木内の紙風船】【民話の里・鹿角】【リトル大滝温泉】 【大館アメッコ市】【角館の桜】【米代川の鮎】
※記載内容は平成15年に取材したものです。最新情報は自治体等に直接お問い合せください。
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